日記

食品衛生責任者養成講習会

昨日は、前々から申し込んでおいた講習へ。申し込んだ時はずいぶん先だし暇なつもりでいたが、当日を迎えてみれば締め切りが迫ったものをいくつも抱えていて、休みたい衝動に駆られた。なんとか気持ちを奮い立たせ、味付け卵をたまごサンドに変形させたものまでつくって、会場へ向かう。

会場についたら、すでに100人以上が座っていて、私は後ろから3番目に遅い到着だったらしい。どんな人が来ているかと思えば、老若男女という表現がこれほどぴったりくる景色はないだろうという感じ。ザ生きのいい若者の友人同士は、なんのため? 年配の男性は会話から推察するにあんぽ柿を直売所に出荷するため、などなど。みんな、曲がりなりにも何かの責任者になるべく集っていると思うと、親近感がわく。

かくいう私は、いつかcirqueに食品加工施設をつくりたい。そのときのための資格取得を兼ねて勉強に来た。1日みっちりの勉強は、さすがに上手に内容が網羅されていて、とてもためになる。最初に見たDVD「食中毒サミット」は、食中毒を起こす菌などが集って人間にどう勝つかの話し合いをする様子で、すごくおもしろかったし。

学んだ知識は、すぐに家でも活かせるものだった。けれど、有効期限無期限のこの資格、死ぬまでにちゃんと役立てなければ。

13年ぶり3度目

40歳2日目の朝、東京にある夫の実家で目覚めたら見事に二日酔いだった。私は、二日酔いという状態がすごく嫌で、この状態を回避するためにかなり注意を払っているのに、誕生日のディナーが予想以上にごきげんなものだったということ。まあ、いたしかたない。

ちなみに、13年前のひどい二日酔いは初めて義姉に会った翌日で、さらに遡って初めての二日酔いは大学のゼミの合宿で泡盛を飲んだとき。もう次はないといいな。

とはいえ体が重だるいくらいなので、予定通り子達を連れて山梨の自宅へ帰り、連休最終日は静かに家で過ごした。懸案事項の梅を漬ける、も達成。傷のない落ち梅を30分くらいだけ拾いっこ。今年は3.7kgの収穫。梅干しは久しぶりだから、やっただけでえらいし、今年は梅シロップもまあまあたくさん作ってある。失敗した甘露煮含め、けっこうがんばった年といえるだろう。来年の私は、梅仕事をするモチベーションとコンディションが整っているだろうか。こういうことを読み返したくて書く日記でもある。

一昨日Webサイトを公開したら、メッセージやコメントを寄せてくれた人が何人もいて、とても嬉しかった。最初のLINEは、近所の信頼する姉御から「めっちゃいい!」でまずほっ。母からは「作文を嫌がって大変だった人と思えない」と。ははは。かけてもらった言葉のいろいろを反芻して、幸せな気持ちになる。つくってよかった!でも、だからこそ、ここで満足しないで更新して、生き続けるサイトにしなければ。

人生の3分の1、40歳を迎える

ドキドキしながら投稿するが、私の!Webサイトが!できた!!

ことの発端は昨年の友人ライターとの雑談から。「自分のWebサイトは必要!来年中につくろう!」と言われて、つい「お、おう!」と約束してしまった。ずっとぼんやりは考えていたことだし、私には心強い味方VEJがいる。たぶん、VEJを思い浮かべられなかったらずっとウジウジしていたが、彼らにつくってもらいたいと思ったから乗り気になった。

「40歳の誕生日に公開する」とまずは決めて、コンセプトを考えた。SNSとの付き合い方は誰もが悩むことだと思うけれど、SNS的世界から一線を画したものにしたいというのがまず考えたこと。できるだけシンプルに、私のそのままを置いておく、そんなつくりにしたかった。そして、できれば100年使い続けたい。耐久年数100年をまず夫に伝えたら「無理無理!」と言われたが、VEJのみなさんはとりあえずちゃんと聞いてくれて、なるべく長く使い続けられるようなアドバイスをくれた。バックアップや毎年のメンテナンスもちゃんと頼む。そうするとVEJに毎年お金を払えるのも嬉しい。VEJという会社も長く続いてほしいから、100年お金を払い続けたい。

さすがに140歳まで生きられないだろうとは思うけれど、私には娘との約束があって、それは「130歳まで生きる」というもの。高く目標を設定しないと長生きもできない。私は、この約束を守ること目標に日々を生きているのです。

私は、母が書いたものを読むのがとても好き。娘もそうとは限らないけれど、彼女たちが見ていつか楽しんでくれてもいいなーと思う。そう思うと、やっぱり素直に書いておかなくてはいけなくて、とするとWebサイト全体も本来の自分となるべく乖離しないようにつくろうと決めた。

写真は全身(サイズの関係であぐらをチョイス)、見出しは私の全然上手じゃない手書き文字、日記は駄文……かもしれない。でも、心の向くまま書いてみようと思う。一応仕事の窓口でもあるのだから、そこに夫のアドバイスでサイトの名前をつけることにした。「地域伝える相談室」なかなか気に入っている。

夫曰く、「あなたの仕事は完全にプル型。お悩み相談を一緒に解決したいというモチベーションだよね。あと、モヤモヤしたり、ちゃんとやりたいと核になっているのは、地域のことをどう伝えるかってこと」。たしかに!それぞれが生きる場所のことをつぶさに見ること、真摯に伝えること、そういう仕事をしていきたい。

最後に、ポートレートは一番ご近所の写真家、秋山まどかさんにお願いし、この撮影の時間もとても幸せな時間だった。相対して写真を撮るって、特別なことですね。いくつかのバリエーションのうち、一番「ぽい」と、まどかさん、夫、娘の意見が一致した写真をチョイス。私はもっとクールなやつがお気に入りだったんだけど(笑)。これも、ありのままを伝えるため、5年に1回くらいは撮り直していくつもり。

さて、ご覧の通り、大学生の頃に書いていた、数人の友達だけが読むはてなブログみたいな様子の日記です。見出しで区切ったり、しないぞ。でも、続けていければいいなあ。

年に一度の学校林整備へ

夫のダブルブッキングにより、年に1度の小学校の山の手入れに2歳児をおんぶして参加することになった。壮大にイライラ。普段全く歩かない人間が、10数キロを抱えて山を何度も登り降りする過酷! 慣れない弁当を作らねばならないめんどくささ! 情報量が多いプリントから情報を読み取れなくて、混乱するもやもや。全てが相まって、かなりコンディションが悪い。

山道を間違えロス。一歩も歩きたくない2歳連れの出だしはよくなかったが、保護者のみんなに会えば、みんな私にも次女にも優しく、心は解けていった。この森の手入れ、もう孫が大きいようなおじいさんが小学生の頃からやっているという。

家になんとか帰り着いてそのまましばらく昼寝。夕方からは、近所のお寺で流しそうめん大会。さっきまで一緒にいた家族が何家族か集まって、さくっと1時間半くらい食べたり遊んだりおしゃべりしたり、こういうコミュニティがあるって嬉しい。

お母さんたちの話題によくあがるのが、間近な中学校の閉校、いつかやってくるであろう小学校の統合について。こんなにいいところ、いい人たちのコミュニティがひたすら減少傾向なのが悔しい。日本の都会の人口がもう少し分散すれば、きっとみんなの幸福度が上がるはず、という仮説をいつも胸に秘めている。

自分のHPの打ち合わせ

半年に1度の車の点検とメンテナンス。いつも汚れっぱなしの愛車が、中も外もぴかぴかになっていい気分だ。その後、次の約束まで時間があったので、親戚のような五味家へ。 コンビニのごはんを買って、家で食べさせてもらう。小一時間の井戸端会議が楽しい。

甲府に長くある味噌屋である五味醤油は、月曜日から土曜日まで必ず営業していて、行けば家族の誰かにいつでも会える。営業日が少ない、臨時休業が多い店が年々増えていくなかにあって、こういう店のありがたさも、また増していくものなのかも。私はいつでも会える五味家にずいぶん救われていると思う。

さて、そのあとはこの日の予定のハイライト。自分の40歳の誕生日の節目にリリースする予定のHPの打ち合わせにVEJへ。ミッチェさんやしゅうこちゃんとは、ツーカーの仲なので(たぶん)、さくさくと自分の気持ちが伝わって嬉しい。

HPに求めることや、ブログを書くテンションといった気持ちの部分を私は伝えるのだけれど、それをきちんと汲み取りつつ、プロの視点を注いで考えてくれるって、なんて頼もしい!そしてワクワク。

そして、忘れていた。当たり前だけど、中身をつくるのは私。「まずは素材を」と言われてハッとする。というわけで、初めて自分のHPのためのブログを書いてみた。ドメインは、onotami.com 

仮想空間なのだとしても、自分のための場所だ。予想していた以上に、今、感慨に浸っている。