日記

自然を侮るなかれ

ただの大雨と思っていたら、近所の人も「こんなの見たこともない」という豪雨が30分から1時間くらい続いた。側溝の穴という穴から水と落ち葉などが吹き出し、前が見えないほどの大雨、落雷。そこまでとは思わずに子どもたちを迎えに車で出たら、目の前に電線を巻き取って倒れた倒木がどーんと現れた。

私の前に誰もいなかったということは、ほんの数秒から数十秒の間に倒れたものということ。もしもあとちょっと早く通っていたらと思うと怖い。後ろの車を止めて、通報して、などなど対応してその場を後にしたのだけれど、いろいろと気が動転していたなと後になると思う。

30分後には晴天になっていて、嘘みたいにきれいな空。さっきまで噴水みたいに吹き出していた側溝の穴の近くには木屑などが溜まっているだけ。そうか、30分大人しくしていればよかったんだなと思うと、自分の判断の甘さが呪わしかった。

自然には敵わない。怖い。素晴らしいのだけれど。そう肝に銘じて、生きていこうとあらためて誓った。

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