最愛の猫
日々、何も終わらない。何とか生きている。そんな毎日を過ごしている。すべて心の持ちようだ!とも頭でわかっているのだけれど、自分のダメさばかりが浮かび上がってきてしまう。それでも、1mmずつでもいろいろと改善していこう、そんな数日を這いつくばって過ごしていた朝、我が人生、おそらく今後出会うこともないだろう特別な猫が急に天国に行ってしまった。急死ってこういうことなのか。たぶん、私が目覚めたときには元気にしていたのに、その数時間後に動かなくなった猫を発見した。まだ温かかったけれど、もう死んでしまっていた。まだ、頭も、心も、この状況を全く理解していない気がする。涙も出ない。13年前、「前の人には見向きもしなかったのに!」とびっくりされたが、私にひしっと抱きついて離れなかったカエデ。「普段はトライアルするけど、もう絶対大丈夫」とその日からずっと一緒に暮らしてきた。その後生まれた私の子どもたちの昼寝をいつも見守り、寒い朝は起きようとすると布団に私をとどめようとしてきたかわいいカエちゃん。犬のような猫だった。昨日の今頃は、当たり前のように足にまとわりついてきて、何も意識していなかったのに、本当に急に命って消えてしまうんだなあ。不意打ちも不意打ちで、わけがわからない。横では長女が朝からずっと泣いている。えんえん泣けるってすごい。私の心は、いったいぜんたい、彼の死をどんなふうに受け止めているんだろう。ただただ寂しいけれど、カエちゃんにとっては幸せしかない猫生だった気がするので、あまり悲しみすぎないでいたい気持ちもある。ふわふわな幸せを、13年間、毎日くれてありがとう。いつかまた会いたいです。