日記

12月10日(月)〜12月22日(日):インフル襲来

あっという間に日々が過ぎていく。そう感じる理由は、日曜日に長女が、火曜の早朝から次女がインフルエンザA型に罹患したからだ。保育園の先生もインフル以外もあるが全滅、小学校は学年閉鎖、いやあ大変!そんななか私は今のところ無事で、40年間インフルエンザ罹患なし(コロナも)の記録を更新中だ。仕事は繁忙期、人に会う約束もあったので、私的細心の注意でうつらないように基本的な感染対策だけじゃなく、いろいろ努力した。やったこと:切らしていたエキナセアスプレーを取り寄せ、9時前に布団に入る、朝風呂でアビヤンガの真似事、白湯を飲むなど。朝晩自分の熱も測って、体調管理に勤しんでいる。

今回初めて「地域の保健室になりたい」とうたっている新しい病院、しかもうちから一番近い医療機関にかかってみた。待ち時間はそれなりにあるけれど、大流行だから仕方ない。車で待てることが子どもにこそありがたくて、長女がかかった時点で「2歳も診てもらえますか?」と先生に聞いてOKをもらったので、案の定翌日発熱した次女もお世話になった。なにか心配な症状があれば小児科に行くべきだけれど、検査が必要というだけならとても便利。HPも熟読するとさらに好感度が上がって、いい出会いだった。

と、こういうことをのんきに書いてられるくらいには子どもたちの症状は安定している。食欲がないので食べられる簡単なものだけ作ったり、りんごを剥いたりするだけでにしている。あとは自分が好きなものを作って食べ、ついていなくていいときは隙間時間でも仕事して、ネトフリには大いにお世話になってなんとかやっている。

12月20日(金)晴れ:ほぼずっと子どもたちと家で過ごした平日が今日で終わり!幸いそんなに具合が悪くなさそうだったので、安心して過ごせたのは何よりだった。家はぐちゃぐちゃだけれど、やらねばいけない仕事はなんとかかんとか納めた……と思っていたら、一個全くすっかり頭から抜け落ちていたものがあって、ガーン。来週やるべき仕事は気心知れた人たちとのやりとりが多いので、備えてやりとりして頭の整理。ちょっと落ち着きを取り戻す。それはそれとして、今日は嬉しいこともあった。今年最後のリアル取材で収録した対談。ひとまず編集者さんとお一方から、いい反応が返ってきてとても嬉しい。夕方から夜までに、メッセージを10回以上読み返してしまった。こういうことで、仕事のエネルギーは急速充電される。こうやって、良き言葉を与えてくれる人ってなんて優しいんだろうと思う。逆を考えれば、悪い言葉、汚い言葉ばかりかけられていたら、人は瞬く間に闇落ちするだろう。

とはいえ、そんな安心もあってどっと夜には疲れてしまった。イライラもやもやしていたら、「AIに慰めてもらうといいらしいよ」と長女。2人でChatGPTに尋ねてみることにした。「娘たちがインフルエンザで休んでいて、母にはうつっていないけれど、1週間がんばったから疲れ果てた。それでイライラして子どもを怒っちゃった。慰めて」的なことを打ち込んだら、それはそれは的確な励ましがきてびっくり!このやさしさ、この間見たクリスマス映画のマッチョで優しいスノーマンみたい!と感動。大いに盛り上がる。長女は、「小学校3年生なんですけど、家族の励まし係になりたいからアドバイスがほしいです」みたいなことを聞いてみる。前者の場合もそうだったが、まずねぎらってくれるChatGPT。「まずは娘さんたちのインフルエンザで大変ですね。お大事に」や「小学3年生でそんなふうに考えるなんてとても優しいですね」みたいなところから会話を始めるのだ。そのうえで、励まし係へのアドバイス項目は大項目7個。すごくためになることが書かれていた。一番の感謝は、「AIに聞いてみよう」と提案してくれた生身の長女に。でもChatGPTにも意外なほどに救われたなあ。

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