日記

12月2日(月)〜12月8日(日):発酵文化芸術祭フィナーレ

12月2日(月):この間VEJに行った時にWEBサイトの話をしていて、ミッチェさんが訪問数などがすぐ見えるように調整してくれたので、日記を書くたびにこのページを訪ねてくれている人がいることを知る。どうやって辿り着いているのか、たびたび訪問してくれているのか。いずれにしてもありがたいこと。寿木けいさんの『泣いてちゃごはんに遅れるよ』を久々に読んでいたら、紙に書く日記と、WEBにつづる日記のことが書いてあって、いろいろと納得する。今は紙面からだけでなく、生身のけいさんにも触れる機会があるけれど、そうなってより彼女の文章は素晴らしいと感じるし、気が合うなあと思える。今年の私のニュースのひとつは、間違いなく遠矢山房のお食事会を手伝ったことだろう。ありがたいご縁だったと思う。

さて話は代わって。今週は気合いをいれただけあってまあまあの滑り出し。でもさっそく締め切りを一つ勘違いしていたことを知ってがっくり。スピード感を持って進めていかなくては。昼食は残り物のカレー、夕食はさつまいものレモン煮、トマトと卵の炒め物など。台所の在庫整理をしていて見つけたエンドウ豆を米粒状にした健康食を、全然期待しないで食べたら結構おいしかった。でも、なーんかもっと美味しく食べる方法がありそうなんだよなあ。思いつきたい。

12月3日(火):思い立ってお弁当を作って職場(cirque)へ。自分の原稿書きと、現場での細々いろいろを終えて、16時の長女の帰宅に間に合うように次女の迎えも済ませて帰宅。途中、郵便局へ寄ったので、新しいハガキ用と封書用2種類の切手を買った。記憶にある最初の値段は60円と41円だったのに、もう倍近いじゃないか。「年賀状書きませんか?」と控えめな営業を受けるが、お断りする。毎年ちゃんと送っている人を心底尊敬する。子どもの頃はデザインを考えて、プリントごっこでせっせと印刷していたのに、余裕がないなあ私。夜ごはんには、雑誌に載ってた有元葉子さんのミニトマトを作ってみたらとってもおいしくできた。

12月4日(水)今日も快晴:めずらしく時差の関係で20時から取材。終えて、夫の迎えにいくまで起きていてみるかとこれを書いているが、眠い。頭がぼんやり。私はやはり毎日22時までには眠る生活をしなくてはいけない。夜に仕事ってどうやってやるの〜?というくらいぼんやりしかできない。

12月5日(木)快晴:毎日朝焼けと夕焼けがきれい。広い空に浮かぶ月を見られる幸せよ。今日は朝からcirqueで黙々仕事のち家では取材。師走ならではの走っている感じの打ち合わせも続く。ニュースは韓国の戒厳令のことをよく言っていて、夫も解説してくれたが、イマイチちゃんと理解できてない気がする。新聞もさらったしか読めていない。昨日フランスの子供の権利や福祉の話を聞き、韓国の政治の話を聞きと、いつもより耳を傾けてみると、国が違うと初期設定が全然違う!ということを、突きつけられてクラクラする。それぞれが「当たり前」を持っているけれど、違うところから見たら驚愕のこともあるし、そこの違いを認め合うっていうほど簡単じゃあない。けれど諦めちゃいけない。

その後忙しくて全然日記を書けなくなってしまった。振り返って書いているけれど、週末は朝3時過ぎに出て金沢の発酵文化芸術祭へ。友達の家にも行けて、いろいろ見てまわって充実していた。でも一番の感想は、とにもかくにも夫よ、おつかれさま。

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