日記

コインパーキング憎し、ある日の上京日記

下北沢にあるボーナストラックに大きな荷物を運ばなくてはいけないので、車で上京する予定を立てた。それだけだとなんだかつまらないなあと思い、美容室を予約。さらに私の恩師的な女性2人をお茶に誘って、ルンルンこの日を待った。

朝は渋滞するかもしれないから、早めに次女を保育園に送る。せっかくぶどうの季節なので、若尾果樹園で完熟シャインマスカットを一房ずつお土産に切ってもらって、いざ東京へ。若尾家のSさんと、「東京の運転怖いよねー」という話をして、ちょっと気分が和らぐ。この果樹園と家族が高速道路の入り口付近に住んでいることって、とてもありがたいことだなあと思う。遠征の行き帰り、ここに立ち寄って安らぎを得たことが何度あったろう。

予想通り大原の交差点でだいぶ時間がかかったが、ボーナストラックにはなんとか到着。しかし駐車場が封鎖!というわけで、5分でそそくさ荷物を渡して退散。高円寺へ。高円寺の駐車場を行き当たりばったりにしたせいで、この日の悲劇は起こった。いくつも空振りで、もういいやっと入った駐車場、帰りに会計したら4時間弱で3900円。くーーーー。でも、もっと大失敗したことがあるので、もう立ち直っているけれど。地方のいいところは、どこにでも車を停められることだー!とたまに叫びたくなる。

時間を少し巻き戻して、ランチは高円寺駅前のトリアノンで。正しいランチという感じのハンバーグランチと、レアチーズケーキを食べて、おしゃべりもたくさんしてとても楽しかった。今日会った2人は、私が新卒で働いていた出版社の編集部にフリーランスとして関わっていたデザイナーと編集者。ひとまわりちょっと年上のお姉さんたちで、とても優しくて、控えめに言って大好きだ。たまにしか会えなくても、彼女たちの元気な顔を見られて、声を聞けるだけで、生きているご褒美がもらえている気分になる。再会が愛おしいのは歳を重ねていって嬉しいことのひとつなのかも。

この日のハイライトは、お土産に持っていったぶどうのパッケージに痛く感激してくれた紙マニアのMさんが、「むむ!これはもう日本で1社しか作っていないやつだよ」と言い出したこと。とても愉快な時間だった。また遠からず2人に会えますように。

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