日記

親友の日記を読む

日々、これ書き留めておきたいなあと思うし、「たみさんの日記、実は楽しみにしているんです」というほんの少しの人の顔が浮かぶ。なのだけれど、しなくてはならない仕事が山積みの状態で、なかなか手がつかない。ということで、5分だけは書くみたいなルールを設けてみたらどうだ?と急に気づいてやってみる(たぶんこれも続かない)。今日それをやっているのは、朝いちに遠くに住む友人の日記を読んだから。なんともエッセイ的な文章が上手な人なので、朝からいいものを読んだ気持ちになる。そして軽く嫉妬。私の人生にも、素晴らしいことも、笑い飛ばしたい本当にバカな失敗も、言えないけれど知って欲しいような気がすることも、たくさん起こっているのだけれど。ささやかなこと、ということでない一番今残しておきたいトピックは、小学校の「ふるさと学習発表会」が素晴らしかったということ。運動会もそうだが、校長・教頭をはじめ先生が少し入れ替わったことが大きいのか……と思うと、ちょっと恐ろしくもある。それくらい、段違いに運動も調べ物も「発表」のクオリティが全校生徒で爆上がりしているのだ。小4と小5の発表は、地元のいろいろを「クイズミリオネア」形式で発表していくもの。リアルタイムでライフラインの「テレフォン」を使ったり、「オーディエンス」ではパソコンを持った児童が数人飛び出してきて、会場にいる全員からグーグルのアンケートを押してもらう。そうすれば、ちゃんとすぐに円グラフが映し出される!なるほど。文明の力と、人を楽しませたい気持ちと、ちゃんとした調べ物と、ああ本当にいいものを見たなあと感動してしまった。さてさて、3歳も10歳も日々成長している。41歳の私はどうだ?成長を止めちゃいかんが、もう勝手には成長しない。努力、だよなあ。

10歳と3歳、サメに齧られる(病院ごっこ)

タイトルを見よ!
数週間前にここだけ書いて保存していた日記を見つけて、おもしろそうじゃないかと開いたら何も書いてなかった。内容知りたかった〜何も覚えていない〜と悔しい。ダメもとで3歳に聞いてみたら、その遊びは覚えているが、「今日はやらないよ。覚えていない」とのこと。こうやって、おもしろいと感じたこともどんどん忘却の方へ消えていく。私は育児日記的なものを一切書いたことがなく、たまに立ち止まると惜しいことをしている気持ちになる。だけど、余裕がなかったのだ。日記もそう。本当に、毎日書いている人はみんなすごいと思う。そんなことを改めて思ったのは、この三連休に家の整理をしていて、Mが気まぐれに書いた「mの観察日記1歳1ヶ月」を見つけたから。でも、それも1日で終わっていた。三日坊主なところが、すごく私に似ていて心配になる。でも、忍耐がないから悩み続けられなくて、楽観的に生きていける。それも天性のものかな。

3日坊主にもなれない

「私、民さんの日記楽しみにしてるんですよ」とこの間会ったチャーミングな知人に言われた。数ヶ月に1回くらいのペースだけれど、そうやって言ってくれる人がいて、私はその度に天にも昇る思いがする……のに、全然書けなーい!生きるのに必死!薄目を開けて少し前の日記を見たけれど、「あれやってみたい」「これ始めてみた」と書いてあることことごとく、3日も続いてない、とほほ。

今日はすごく久しぶりに、子の送迎も連れ合いがやってくれて1日家でデスクワーク。この3月までわりと当たり前だった日常がこんなにゆとりがある感じだったなんて。昼寝ができるし、お昼ごはんはゆっくり食べられるし、小学生に「おかえり」って言えるし、すごいことだ。ありがちだけど、当たり前じゃなくなって気づく幸せってあるんだなあ。さあ仕事に戻らなくちゃ、次の日記は3ヶ月開きませんように。

41歳になった

 私の誕生日は、パリ祭という由緒正しき記念日のほかに、「ゼリーの日」なことを知った今年。40歳になる記念につくったWebサイトをこの機に更新しないのはダメだろうと思い腰を上げて今これを書いている。発酵デパートメント山梨の店長も、プランナーの仕事も、そのほか頼んでもらえるいろいろなことも、そして何より生きることも、今、全力で楽しい。怠惰な私は、「1日が48時間だったらいいのに」とか「体が3つあればいいのに」とか「眠らない体がほしい」なんて思うことはないと思っていたのに、そんなことを思ってしまうほどに。でも、疲れたらすぐ眠ってしまうし早起きもできない。忙しくてもごはんを抜くなんてできない、という健康に生きるためにセットアップされた体ゆえ、無理なんて全然できなくて、だから私は日々元気だ。

先月末に、前半は家族で、後半はごはん同盟のしらい夫妻も加わった東海旅がすごく楽しくて、お誕生日にはここ1年でぐっと距離が縮まった友人たちがそれぞれ山梨のワインをお祝いにくれた。私に元気をくれているものたちに少しでも何かを還元できるように私も「善く生きたい」。あらためてそれが40代の目標です。

朝のヨガ

煩悩が多すぎて全くもって集中できないのだけれど、すごーく久しぶりに朝のオンラインヨガに参加。全部できなくてもよしとして、今日はひとまず参加できたことを褒めよう。これが続けば良い兆しになる気がする!というものは、生活のなかにたくさんあって、そのひとつがこの朝ヨガ。早朝風呂のアビヤンガは冬を抜けてできていないけれど、これも本当はしたほうがいい。

なんとなく自分には縁遠い気がしていたけれど、昨日から始めてみたこともある。1週間分、夕飯のメインメニューを書き出して、ないものは買い出し。Mと私で相談して食べたいもの、肉魚のバランスなど考えていくのはなかなか楽しい。そのとき食べたいものを食べるのだ!なんて思っていたけれど、献立が決まっている安心感ってあるのねーとひとつ「食事にまつわる悩み」の解像度が上がった。実践してみてどうかはまたこれから。とりあえず、日曜日にいちやまで買い物をすると、子どもたちはスーパーオリジナルがちゃがちゃをさせてもらえるから嬉しいみたいだ。